​過去公演作品

奥村コメント

0歳で喋った女の、45歳でこの世を去るまでの、長い長い一代記。
のつもりでしたが、長尾友里花と納葉という二人の女優との出会いを経て、天才と凡人、それぞれの一代記となりました。

今、僕のやってほしいことを一番完璧にできる俳優・田口智也。
そんなつもりは全然ないのに、稽古しているうちに、自然と飛び道具になっていく田島実紘。
天才・池田亮。
最強の客演陣に彩られ、すごく好きな作品になりました。

そして、彼らを、作品を、裏から表から支える劇団員たち。
最近、外部で色々と仕事をさせてもらっていて、そうすると100%自分の好きなように作劇できる劇団というものが、妙に楽しくて仕方なかったです。

内輪な話で恐縮ですが、この公演を機にうちのスタッフが何人か、社会人になります。だから、これまでのように、ずっとは一緒にいられない。卒業ってやつですね。嬉しくって悲しくって仕方ない。
色々なものが移ろう時期ではありますが、それでも自分はやはりこの劇団が好きなので、5年後でも10年後でもいつでもみんなが戻ってこれるよう、たとえ一人になったとしても、必死にここで作り続けてみようと思います。

何を言ってるんでしょうか。
冬が終わる。
劇団献身次回公演、少し暖かくなって来た頃に、概要お知らせできると思います。

続報、お待ちください。
今回も全ステージ満員御礼。ありがとうございました。

出演者

加瀬澤拓未

木村圭介

永井久喜  (以上、劇団献身) 

池田 亮  (ゆうめい) 

納 葉

田口智也

田島実紘  (劇団スポーツ) 

長尾友里花  (柿喰う客) 

2019年2月6日(水)~13日(水)

@OFF・OFFシアター

その女は、小三にして生計を立てた。

通常、何十年もかけて降りかかる多くの人生的困難が、

その女には妙に早いタイミングで、立て続けに訪れた。

その度、女は強くなった。
12歳にして、人生の全てを知ってしまった。

あとは、何をすればいい。

2019年冬、下北沢演劇祭に乗っかって劇団献身がお送りするは、

怒涛の人生を歩む女の、長い長い一代記。

やることは全部やったけど、

寿命は、まだ、来ない。

 

コメディです。

劇団献身第12回本公演

『怪童』

 

劇団献身第11回本公演

『死にたい夜の外伝』

 

とある深夜ラジオの最終回。

 

一人のネタ職人の呼びかけで、番組常連のリスナーたちは

有楽町近くのカラオケボックスに集まった。

 

しかし、誰も、何も、喋らない。

 

唯一世界と繋がれるのがラジオで、

だけど、そこで繋がった場所で、何も話すことができない。

 

頭の中では、こんなにも面白いことが渦巻いているのに。

 

劇団献身が、夏の下北沢でお送りするは、不器用を通り越した人格破綻者たちの、無言劇的ナンセンスコメディ。

出演者

加瀬澤拓未 木村圭介(以上、劇団献身)

大垣友 古賀友樹 渋谷裕輝

田島実紘(劇団スポーツ) タナカエミ(Dr.MaDBOY)

福富朝希 吉田電話(クロムモリブデン)

 

2018年7月11日~22日

@OFF・OFFシアター

奥村コメント

 

ラジオのネタ職人たちが、オフ会で集まったけど、全員無口で全然盛り上がらない。
二部屋借りてみたけど、あとからやってきたチャラい奴らに乗っ取られて、荷物置き場のような掃きだめの狭いカラオケボックスで職人たちが一晩を明かす。

そんなお話でした。

生活が昼夜逆転し、何者かになりたくて、何者にもなれなかった20代前半。死にたい夜に、僕はとあるラジオ番組に出会いました。
それが今回の題材となった、「アルコ&ピースのオールナイトニッポン」です。
番組では、僕のような俯きがちな奴らが、無数のネタを投稿していました。

公演情報が拡散されていき、アルピーリスナーや実際のネタ職人のみんなにも届いて観に来てくれたのが、嬉しかった。実際に会って、話して、奇跡のような時間でした。
彼らが宣伝してくれて(みんなほんとにいい人)、瞬く間にこれまで届かなかった層にまで情報が広がり、結果的に連日満員御礼、再び動員1000人を超えられました。

役者たちも、泥臭い奴らばっかりで、誰も格好つけてなくて、大好きでした。自分たちのキャリアが浅いためなのか、作品のせいなのか、好不調の波が激しかったのも、今思えばラジオっぽかったかもしれません。神回もあれば、悔しい回もあった。

それでも、良い座組でした。
今、久しぶりに寂しい気持ちです。
でも、だからこそ、またやりたい。

第10回本公演を終えて、自分のなかでひと段落していた劇団献身が、満を持して再スタートしました。
次はもっと面白いものが作れる気がする。

だから、今後とも、何卒。

 

劇団献身第10回本公演

『俺は大器晩成、~四十にして大輪を咲かせる予定〜』

今年で28歳になる。

 

下落合の古いアパートは、西武新宿線の急行が通過するたびに、

どうかと思うほど揺れる。

 

30代で売れた人を、ネットで探して、安心しようとしている。

 

頑張ってる。頑張ってきた。

だけど、そろそろ、もういいだろう――

劇団献身、節目の第10回本公演!3分に1度やってくる絶望!

ド暗い嫌な物語、ナンセンスギャグを携えて、

ポップとロックの狭間で描く!

6年前、超局所的に話題となった作品を大幅リメイクし、

満を持して再演!!

出演者

​加瀬澤拓未、木村圭介、永井久喜(以上、劇団献身) 
石井エリカ、板倉武志(犬と串)、伊与勢我無(ナイロン100℃)
城築創(劇団プレステージ)、北口美愛、粂川鴻太、渋谷裕輝

高木健(エンニュイ)、髙橋龍児(ブルドッキングヘッドロック)

田口智也、福富朝希

 

2017年12月20日~24日

@下北沢・駅前劇場

奥村コメント

 

「3年で駅前劇場、動員1000人」

達成できなかったらダサすぎるので、これまで公言してきませんでしたが、

これが劇団献身旗揚げからの一貫した目標でした。

3年3ヶ月かかりましたが、駅前劇場で上演でき、動員も1000人を超えました。

 

過去最多14人の頼もしい役者たちが、6年前に書いた”120分ひたすらカツアゲされ続けるだけ”という粗削りな脚本に命を注ぎ込み、初演を超えた作品が立ち上がりました。

 

自分の原点であるこの作品を、目標としていた劇場で上演できて嬉しかった。

なんだか、一区切りです。

 

次は7月。

新しい劇団献身を見せられるよう、準備します。

新しいもの、作ります。

 

それでは、よいお年を。

劇団献身×CANDYROPE合同コント公演vol.3
『8月632日へ』

8月31日――
少年には、やり残したことがあった。
 
夏休みの宿題も、絵日記も、ラジオ体操も、そんなものは全部全部どうでもよくって、だけどどうしてもやらなければいけないことが、間違いなく、あった。
まだ終われない。夏休みはまだ、終わっちゃいない。
8月32日へ。
これをやるまで、夏は終わらない。
そうして、600日が過ぎた。
劇団献身×CANDYROPE合同コント公演第3弾は、
とある片田舎の少年を巡るひと夏のコント集! 
もしくは、全く関係ない、四季折々のコント集!!
 
8月632日へ。
夏は、終わらない――

脚本 奥村徹也 平山智規
構成・演出 奥村徹也

 

出演者

奥村徹也(劇団献身)平山智規(CANDYROPE)

広井龍太郎(ハイブリットハイジ座)

北口美愛 崎田幸紀(劇団献身)田中祐希(ゆうめい)
田久保柚香 マツダハヤト(安田センチメートル) 山﨑大夢(劇団臨月)

2017年8月25日~27日

@高田馬場プロト・シアター

奥村コメント

今年で3回目を迎えたコント公演。

王道有り、シュール有り、ナンセンス有り、過去最多5人でコントを書き連ね、

全ての多様性を認め、結果としてコント公演の集大成と呼べる公演となりました。

 

自分がゴミクズに思えるほどの才能に囲まれて、楽しかった。

 

この才能をコント公演だけで留めておくのは悔しすぎるので、12月は下北沢に

来てください。
劇団献身は駅前劇場で、CANDYROPEはOFFOFFシアターで、

同時期に公演を行います。

 

楽しかった。それだけです。
それが一番です。
もう、秋ですね。

 
 

劇団献身第9回本公演

『幕張の憶測』

幕張を東西に分かつ二大暴走族が、今宵ついに雌雄を決す――

 

はずだったのだが……。

まさかの両リーダー欠席。

切って落とされない、戦いの火蓋。

一体彼らは何処へ行ったのか。

複数の目撃証言を基に、 ケンカそっちのけで行われるは、

不良たちの話し合い。 飛び交う憶測。雑な推理。

 

劇団献身1年振りの本公演は、 5月病真っ盛りの貴様にお送りする 「偏差値30台のナンセンスミステリー」

 

全ての符号が繋がったその時、 幕張の歴史が雑に塗り替えられる……。

出演者

木村圭介 永井久喜 奥村徹也(以上、劇団献身)

城築創(劇団プレステージ) 古賀友樹 渋谷裕輝

高木健(エンニュイ) 三永武明 目次立樹(ゴジゲン)

 

2017年5月12日~21日

@シアター711

奥村コメント

ミステリーにしようと思っていたのですが、やめました。
暴走族の話にしようと思っていたのですが、暴走族をやめた人たちの話になってしまいました。
詳しいことは、ブログの方に書きましたのでここでは割愛しますが、結果として最高に好きな作品になりました。

主人公である野上の罪を被って出頭した暴走族の初代リーダー・倉田。野上は、倉田から次のリーダーに任命される。
しかし、圧倒的なカリスマ性の無さからチームは解散。
3年後、野上は、倉田が出所したと知り、この一晩だけ暴走族のふりをして、倉田を騙そうと画策する。

逃げて逃げて、ウソを重ねて、どんどん追い込まれていく野上はクズです。そしてこれは僕自身を描いたものでもありました。現実から逃げ続ける自分、どんなに忙しくて6時間の睡眠を確保する自分、、
徹夜できる人間になりたかったけど、なれそうにないから、そんな弱い自分を、野上に投影しました。

やっぱり物語ってのは、主人公の成長が必要で、そこに物語の王道があるんですが、それはわかってるんですが、やっぱり成長できない。根本で、人は変われないと思ってしまう。
というわけで、ラストは現実から逃げて、ストリートファイターⅡのなかで戦うことにしました。

何を言っているのかはわからないと思うんですが、バカすぎてうまく言葉にはできそうにないので、観た人にだけ伝われば幸いです。

頑張れない人たちに向けて、
ゲームの中でしか戦えない人たちに向けて、
全ての立ち向かえない人たちに向けて、作りました。
僕が、そういう人間だからです。

気になる方は、次、12月。
駅前劇場での本公演に遊びに来てください。

こちらからは以上です。

スタジオ公演

憧れの雪国/女の壁』

『憧れの雪国』

雪が降らなくなった、小さなスキー場。

店主は、経営再建をかけ、

全財産を投入して人口降雪機を購入した。

が、そのタイミングで雪が降った。豪雪である。

実に5年ぶりであった。

残されたのは気まずいほどに巨大な人口降雪機。

「これ、いらねえな……」とはとても言えない店主は、

人口降雪機の必要性を見出すため、

次々とカスタマイズをし始めた……

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『女の壁』​    

「え、ほんとに知らない?

 体育館裏の、化け物の話

初演は2015年2月、女性キャストのみで上演し、

その圧倒的下らなさと、「女」という生き物を執拗なまでに

男の偏見に基づいて描いた

ことで局地的話題を呼んだ、

ナンセンスコメディ「女の壁」が早くも再演決定!

女5人による、

努力と友情と化け物のお話。

CAST

『憧れの雪国』

加瀬澤拓未、木村圭介、永井久喜、奥村徹也(以上、劇団献身)

田村優依、西山宏幸(ブルドッキングヘッドロック)、はるはる

『女の壁』

石澤希代子、大竹沙絵子、金佳奈実(創像工房 in front of.)

武川優子(電動夏子安置システム)、永井久喜(劇団献身)

2017年2月1~6日

@スタジオ空洞

奥村コメント​

 

2017年1発目、劇団員を迎えての初めての公演でした。

「言ってもまぁスタジオ公演だからぁ、とりまなんつーの? 素舞台的なぁ、安っぽいやつでぇ」みたいな発想は「 絶対に嫌だな!」と思って、 本公演並みに舞台装置とギミックを用意しました。

常連メンバーに加えて、大竹さん、 西山さんといった大先輩も呼び寄せて、 結果的にスタジオ公演という枠を遥かに超えた、 盛大なお祭りへとその姿を変えていきました。

 

久しぶりの新作「憧れの雪国」は、 雪が降らなくなったスキー場の経営者が、 満を持して人工降雪機を買ったその直後に雪が降るお話です。

書くのが久しぶりすぎて手こずりましたが、 なんとかコメディとして形にできました。ラストの「 人工降雪機VS人間」は、やってて超楽しかったです。

 

「女の壁」は、客演陣が最高でした。

劇団献身を支え続けた金佳奈実、 武川優子がいるだけでもう面白いです。

問題は、出演者たちが面白すぎて、 物語を喰ってしまうところが多々あったところで、 この辺りは演出家としてすごい勉強になりました。 再演してよかったです。

 

あと、たまたまなんですが、 今回の公演を一つ人生の節目に置いている人が出演者の中に結構いました。僕は、だからといって言葉をかけるでもなく、 ただ粛々と作品を作っていくだけでしたが、 終わった今も何も言えないのですが、それでも「おつかれさま。 ありがとう。風邪ひくなよ」くらいには思っています。

 

僕はもっともっと面白くなります。みんなが、 いつかこの小さなお祭りに参加したことを自慢できるような、 そんな劇団にしていきます。約束です。

 

みなさん、おつかれさまでした。

 

2017年、劇団献身、まだまだたくさん公演やりますよ!

ひとえに、よろしくお願いします!!

 

​劇団献身×CANDYROPE合同コント公演vol.2

​『ロンドン発!! 新春 僕たちのコント2016』​

昭和29年、ロンドン生まれ日本育ちの少年、猿河原宗彦が亡き母の遺書に記された「コント」という言葉だけを頼りに戦後の混沌とした日本を生き抜き愛する家族や友人たちと触れ合う中で生きる意味を少しずつ見出していくというのは全部嘘で夏らしい爽やかなコント集。 

脚本    奥村徹也・平山智規

構成・演出 奥村徹也

出るやつ

奥村徹也(劇団献身)​、平山智規(CANDYROPE)

金佳奈実(創像工房in front of.)、広井龍太郎(ハイブリットハイジ座)

安達咲里、崎田幸紀、酒井桃子、筑前煮泥棒

2016年8月27,28日

@高田馬場プロト・シアター

奥村コメント​

コント公演第二弾。
youtuber、大学生、国語教師……。誰一人演劇を生業としていない奴らが、意味不明なタイトルを引っ提げて劇場に帰ってきた!
高田馬場の果てで、2日間4ステージ。コント8本乱れ撃ち。
アラサーになっちまった僕たちの、あと何回あるかわからない夏休みでした。
全員生き方が違い過ぎて、もう一度演劇をやる理由も見つけられなくて、企画自体何度も頓挫しかけました。それでも、なんとか本番に漕ぎ着け、終わってみればやっぱり楽しかった。
いつまでもこんな公演をやっていたいから、8月以外の11ヶ月は死に物狂いで頑張ります。
僕は「また集まれたらいいな」と思っていますが、あいつらが何を考えているのかはわかりません。普段、喋らないので。

今年も、夏が終わりました。
ありがとうございました。

 
 

第8回公演

『最悪な大人』

 

 

本当の自分ってなんだよ。

本当の自分出せってどういうことなんだよ。

 

ゴミ溜めみたいなその部屋で、

僕らは誰かに作られた僕らのまま、朝まで盛り上がった。

 

結局自分ってのは、玉ねぎみたいなもので剥いても剥いても中身なんてのは一向になんて言い回しも使い古されててうぜえええええ!!!!

 

劇団献身、半年振りの本公演は、劇団至上最高のバカさ加減でお送りする自己喪失ナンセンスコメディ!!

 

袋小路に追いやられた僕らのオリジナリティは

おっさんを狩ることで手打ちとなるのだった。

CAST

東直輝(やくぶつ)、加瀬澤拓未(ロリータ男爵)、木村圭介、古賀友樹

高木健、永井久喜(ヒヨコの神様)、はるはる(ガールプレイヤー)

二見香帆(ブルドッキングヘッドロック)、奥村徹也

2016年6月3日~12日

@OFF・OFFシアター

奥村コメント

自身が1年半、運送屋で働いていた経験を基に作りました。
チンピラが事務所に突然殴りこんできて「荷物がへこんでいた」と散々暴れた挙句「明日赤い箱が届くんだけど、それだけはマジで頼むわ」と言って去っていく。翌日、どういうわけか信じられないくらいぐちゃぐちゃに潰れた状態で赤い箱が発見され、社員たちは顔面蒼白、誰が配達に行くか話し合う、というシンプルなお話です。
シンプルなはずなのに、全員が全員人のせいにして、傍観し、押し付け合い、現実逃避を重ね、異常なまでに話は進まず、ついにはある一人がチンピラを殺しに行く、という最悪な結末を迎えます。
その最悪な状況で逃げる者、誤魔化す者、少しだけ立ち向かう者、色々出てきました。
ぱっと見全員最悪に見えます。どいつもこいつもろくでもないです。
僕も昔は「大人なんてみんな無責任で格好悪い」なんて尖っていましたが、
いざ働いてみて
「大人って頑張ってるんだな」ってことを知り、
「最悪に見えるけど頑張ってるじゃねえか、逆に最高じゃねえか」って観に来た2割くらいの人に思ってもらえるように作りました。
OFFOFFシアターで2週間のロングラン。
ガラガラの客席を想像して眠れない日々が続きましたが、蓋を開けてみれば連日満員御礼。動員も飛躍的に伸びました。
去年1年かけてやってきたこと、無駄じゃなかった。登場人物が出演者の7倍くらいいるお話とか、ヤンキーがだらだらするだけのお話とか、2時間で100年くらいを表現する話とか、全然無駄じゃなかった。お客さんが少しずつ付いてくれていた。嬉しかったです。
千秋楽も終わり外に出てみたら、雨が降っていて、夏が始まっていました。
また次に向かいます。
こちらからは以上です。

奥村コメント

 

悪い癖が出てまた勢いで劇場を押さえてしまいました。

遺言であからさまに三女だけ優遇されてたら面白いなあ、とそれしか考えていないうちに稽古が始まってしまいました。

そして今までの引き出し全部開けました。めでたくからっぽになりました。

個人的に稽古期間中、辛いことが多く、ならばそれを笑いに変えてしまえ!と開き直った結果、強烈なナンセンスコメディに仕上がり、そして僕は最高に辛くなりました。

壮大ナンセンスシリーズ第3弾。

ひとまずこのシリーズ、一区切りです。

こんな作品を作らせてもらって、役者、スタッフ、お客様、みんなに感謝してます。

ありがとう、と、すみません、しか言えないです。

劇中のセリフを引用します。

「思い返せば楽しいことばっかり、なんて言いません、辛かった」

ごめんて。

でもこんなの二度と作れないなあ。再演は絶対しません。

今、このときしか作れないものが新宿でひっそりと行われました。

以上です。

1年間ありがとう。

2016年はもっとすげーやつを作る。それだけです。

第7回公演

『遺言ビッチ、ロックンロール』

 

 

父が死んでから、幸せになるまで。

長い長い、三人姉妹の、50年くらいの物語

あと、それとは関係ない沢山の物語。

 

劇団献身が全身全霊を持ってお送りするは、「名前が格好いい劇場」新宿シアターブラッツにて、

なんだかセンチメンタルな、それでいてロックンロールな、

そして頭が悪い、

激烈壮大ナンセンスコメディ!

 

ビッチでも、幸せになれます。

 

CAST

阿比留丈智、河村光紀(劇団朋友)、金佳奈実(創像工房 in front of)、井上智香子

木村圭介、古賀友樹(天ぷら銀河)、篠原希帆、武川優子(電動夏子安置システム)

渋谷裕輝、村上純米、奥村徹也

 

2015年11月26~30日

​新宿シアターブラッツ

 

奥村コメント

 

今年の目標にしていた下北沢OFFOFFシアターでの公演でした。

大学から徒歩1分の好立地に住むことになった中央大学生の田中くんはエロキャンパスライフに胸を膨らませますが、お隣の明星大学に通うヤンキーたちに家を乗っ取られてしまう、という話です。

 

どんどん人が死んでいき、最後に生き残るのは主人公と本当にどうでもいいキャラクターの二人だけという、なんとなく不条理な感じにしてみたら賛否両論でした。「それが人生だろ!」と稽古場では熱く語りましたが、まあもう少しわかりやすくしてもよかったかなと、今は思っています。

 

森川の怖さが圧巻だったので写真でご確認ください。

CAST

木村圭介、金佳奈実(創像工房 in front of.)、古賀友樹(天ぷら銀河)、

薛朋花(東京ジャンクZ)、田中祐希(ゆうめい)、平山智規(CANDYROPE)、

森川幸大(東京ジャンクZ)、山本周平(アオイオレンジ)、奥村徹也

 

2015年9月24~28日

@OFF・OFFシアター

第6回公演

猿ノ献身、』

 

 

結婚して、子ども産んで、あとは家買って死ぬだけだな」

そう言ってお前は笑っていた。

だけど、それはケチャップだろう?

べっとりついた臓物っぽいのは、あれだろ、なんかサラミ的なやつだろ。

だって、お前幸せじゃん。

 

だからそれは全部ピザ作る途中の、なんかあれだろ?なあ、そうだろ!?

あいまいに肯くのやめろよ!

うーん、じゃねえよ!

しばらく俺んち隠れてていいから!

それはいいってなんだよ、めんどくせえよ!

 

駅から遠い劇場でやりがちな劇団献身が、

徒歩1分の好立地でお送りするは不条理系

 

「男のメンヘラナンセンスコメディ」!!

 

どうするよ!

 

チラシの海の絵、たぶん内容と全然関係ないけど、どうするよ!

とりあえず、ピザ食おうぜ!

ピザって10回言おうぜ!

 

 

劇団献身×CANDYROPE 合同コント公演 

『本当はバンドやりたかった』

 

 

 

公演の度に需要なきアフターコントを繰り広げてきた

奥村徹也(劇団献身)と平山智規(CANDYROPE)が!ついに!

誰に頼まれたわけでもないけど!

単独のコント公演を行います!

1ステージ20人限定!

クソ演劇集団「劇団献身」とクソ動画集団「CANDYROPE」の

笑いの部分のみを詰め込んだ胃もたれ間違いなしのオールコント新作70分。

 

終演後には飴をあげます。

脚本:奥村徹也、平山智規

構成・演出:奥村徹也

 

出る奴 

奥村徹也(劇団献身)、平山智規(CANDYROPE)

広井龍太郎(ハイブリットハイジ座)、金佳奈実(創像工房in front of.)

 

仕切る奴 水澤桃花  受け付ける奴 安達咲里

音出す奴 菱沼裕大  謎な奴 崎田幸紀

 

2015年8月7~10日

@東中野RAFT

奥村コメント

 

「文化祭のような公演がやりたい」ということでコントをやってみました。

群馬県のバンド「高崎ビスケッツ」が解散してからまた集まるまで。

普段の3倍(3ヶ月)一生懸命稽古した結果、70分を予定していた上演時間が95分になってしまいました。そして幕間の即興演劇が一番ウケたので複雑な気持ちになりました。

来年の夏は「本当は日焼けしたかった」というタイトルで、色白のギャル男たちが日焼けしてまた色白に戻るまで、というコント集をやりたいね、と話して皆とは別れました。

また来年の夏に。

ありがとうございました。

 

番外公演(早稲田小劇場どらま館開館記念公演 どらま館フェス DRAMA CONFERENCE)

『打ち合わせと私』

 

作:寺島功毅 演出:奥村徹也

CAST

奥村徹也(劇団献身)、平山智規(CANDYROPE)、広井龍太郎(ハイブリットハイジ座)、松田隼斗(安田センチメートル)、村上純米(東京ちゃぶ台返し)、寺島功毅、高木健(タイタニックゴジラ)

 

2015年4月29日

@早稲田小劇場 どらま館

奥村コメント

 

番外公演です。

祝日1ステージのみということで普段は一緒に出来ない勤め人中心で公演を行いました。

5年ぶりくらいにどらま館でやれて、懐かしい面子で、ただ楽しいだけのやつでした。

それ以上特にないです。ほんと、楽しいやつでした。

CAST

東直輝、木村圭介、金佳奈実(創像工房 in front of.)、古賀友樹(天ぷら銀河)、酒井桃子(あんかけフラミンゴ)、橘 麦(e-factory)、永井久喜、平山智規(CANDYROPE)、森川幸大(東京ジャンクZ)、奥村徹也

 

2015年4月15~19日

@下北沢 シアター711

奥村コメント

 

もともとやる予定ではなかった公演でした。

第4回公演の準備を進めていたら、たまたま劇場から空きの連絡をもらい、下北沢というブランドに魅せられ準備期間もろくにないまま、劇場を押さえてしまったのです。

 

痛みも恐怖心もない男の子が極道の世界で成り上がっていくお話でしたが、時間のなさからほとんどヤケを起こして、思いつくがままに書き散らした結果、忍者の末裔やジョブズ、ゴリラなど新しいキャラクターがたくさん誕生しました。

時間がなかったからこそ、自分の中の行儀良い部分が出る前に本番を迎えることができ、物語は破綻1歩手前の今までで1番ナンセンスでロックンロールな作品になったと思います。

 

そのロックンロールのせいか「また観たい!」と言ってくれる人もたくさんいて、図らずも劇団献身のなんとなくの方向性が決まってしまった感があります。

 

ラストシーンで「死の灰を降らせたい」と言った結果、劇場入りしてからは毎日お花紙を5ミリ角に切る作業に終われましたがこれはもう自業自得で、それはそれで楽しかったです。

第5回公演

『悪いやつは大体トモダチ以上恋人未満』

 

p1

明転すると壮絶な出産シーンである。

いきむ女。声をかける医者。もたつく看護士。

女の悲鳴。

医者が血まみれの赤子を取り上げる。

 

看護士「すごくコンディションのいい赤ちゃんです」

医者 「ああ、本当にコンディションがいい」

看護士「こんなにコンディションがいいのも珍しいですよ」

医者 「コンディションがいいなあ。素晴らしい」

 

女の声「医者も看護士もしきりに生まれたばかりの赤ちゃんのコンディションの良さを褒めてくれた。だけど、わたしはまず、性別を知りたかった。男の子なのか、女の子なのか」

 

医者 「最高のコンディションです」

女  「いや、あの」

看護士「ちょっと床に落としたりするなりしてコンディション崩さないと」

医者「そうだな、一般の赤ちゃんレベルまで落としたほうが安心かな」

 

男か、女か。

 

女の声「あたしの子どもは、そんな感じで、コンディション良く、生まれた」

 

歌舞伎町に生まれた超健康優良児の、稀有壮大な100年のお話。

強さだけが本当のトモダチだったーー

 

※本編にババアは出てきません。

               

 

第4回公演

『男の壁/女の壁』

 

この世には壁がある。

 

俺とお前の間にある大きな壁とか人生の壁とかそんな抽象的で格好いいやつじゃなくて、そう、壁というか、それはもう、どう見てもただのフェンス。

 

僕たちは壁を越えられない。

フェンスの向こう側には何がある?

 

劇団献身第4回公演はフェンスコメディの決定版!!

 

フェンスフェンスうるせえな!!

CAST

【男】

北岡秀一(創像工房 in front of.)、近藤伸哉、平山智規(CANDYROPE)、奥村徹也、安達咲里

【女】

赤羽礼奈(創像工房 in front of.)、金佳奈実(創像工房 in front of.)、武川優子(MICOSHI COMPLEX)、田久保柚香、竹澤亜矢子

 

2015年2月19日~3月1日

@東中野RAFT

奥村コメント

 

小さなギャラリースペースで2週間のロングラン!男チームと女チームの2本立て。20ステージ。

モテるかなと思ってやってみましたがモテませんでした。

 

フェンスを作りました。舞台と客席を分かつフェンス。かっこいい。けどモテませんでした。しかも見づらかったので巨大な穴を開けました。

 

女チームは、男の子を待ち続けて体育館裏に住み続ける化け物のお話でした。脚本を書く前に出演者に取材を重ね、女子とは、ガールズトークとは、などの知識を深めた上で取り組みましたが、適当に作ったネジのラップシーンが一番好評でした。

 

男チームは、撮り忘れた為公演画像がありません。

仕事がなくなった大工さんたちがだらだら75分グチを言ってるお芝居でした。また、初めてアフターイベントとしてコントをやったのですが、受けたのでこれからは毎公演やります。

 

個人的に、女の子芝居やロングラン、ギャラリー公演、アフターコントなど新しいことに取り組めた公演なのでした。

 

第3回劇団献身旗揚げ公演

『この岐阜の果て』

社会人生活最高!

規則正しい生活、安定した収入、

同期とのキャンプに上司との熱いトーク、

彼女とは結婚なんぞも考えたりして(*^-^)ノ

 

そして芽生えた自殺願望

 

劇団献身旗揚げ公演はスーパー痛快スペクタクル帰省自殺コメディ

 

岐阜の果てで誰かが言ってた。

死にたくなってからが、勝負だ、って。

CAST

長田莉奈(荒川チョモランマ)、神川智成、窪田めぐみ(創像工房 in front of)、小室慶明、鐵祐貴(東京ジャンクZ)、タナカユカ(てあとろ50')、中村馨(創像工房 in front of)、布施貴之(てあとろ50')、村上淳也、奥村徹也

 

2014年9月25~29日

@高田馬場プロトシアター

 

奥村コメント

 

劇団献身と銘打っての初の公演。

自殺倶楽部に入ってるけど全く死ぬ気の無い5人組を描きました。

 

サラリーマン時代に書き溜めていたコントを大量に盛り込んだ結果、登場人物が30人くらいになってしまい、一人何役もやってもらうことに。国王と囚人と工場長とじじいの四役を担った人もいて、アイデンティティが崩壊していました。

 

ラストシーンはクイズ大会からの騎馬戦、そして集団自殺という作った僕でさえ何の芝居かよくわからないナンセンスなものでしたが、ともかくもスタートを切った感慨深い公演なのでした。

第2回公演

俺は大器晩成、

~四十までに大輪を咲かせる予定~

 

振られて良かった。留年して良かった。就職してよかった。退学になってよかった。退寮になってよかった。
本当によかった。最高だ。俺たちみんな、結果的に最高だ。

 

うはは、うはうは、うはははは!

幸せすぎて全員号泣。いつか、いつか大物に。
でなきゃいっそ死にたいなう。

 

CAST

大石彩起子、奥村徹也、木村圭介、佐藤航太、佐藤至恩、田村優依、福田貴之、吉原早紀、栗田優香(創像工房infrontof.)、酒井尚志、高木健(タイタニックゴジラ)、寺本一樹(創像工房infrontof.)、東迎昂史郎(ゴジゲン)、村上淳也

 

 

2011年11月9~13日

@早稲田大学学生会館B203

奥村コメント

 

上演時間2時間10分。

ニート3人が怖い人たちにカツアゲされ続ける話です。ラストシーン前に大掛かりな場面転換があったのですが、全然間に合わず「1分以上の暗転」という事故が起きました。上のOP映像もきちんとロケハンしなかったので、裸の撮影にも関わらず近くに交番があり、ともすれば補導により公演中止、そして出演者の内定取り消しというヒリヒリとした状況下で撮影が行われました。

 

ニート以外にもひきこもりやホームレス、ストーカーやヤンキー、ピンサロ嬢は2人いて、ゲイが3人いたりするエログロバイオレンスなお話でしたが、思いがけぬ好評を頂き何が正しいのかわからなくなりました。

問題のOP映像

 
 

第1回公演

『カラーボール野球、死ぬ気で。』

 

教室の真ん中で騒ぐ人よ。
スポーツに打ち込んでいい汗かいてる人よ。
かわいい彼女と一緒に下校してる人よ。
いつだって俺たちを足蹴にしてすっかり健やかに生きている。
てめえらは馬鹿で愚図で傲慢で最強だ。

逃げるしかない。

 

CAST

須賀麻維子 福田貴之 内田明伸 河合恵理子 佐藤あい子

砂川玲奈 藤本大将 酒井尚志 角山紗代子 

近藤伸哉(てあとろ50´)島田真吾(創像工房in front of)

栗原香(てあとろ50’)村上淳也(創像工房in front of)

 

2010年2月12~15日

@早稲田大学学生会館B203

現存する唯一の資料(OP映像)

奥村コメント

 

処女作です。

とにかくデタラメな作品でした。過去の試合がトラウマになってやる気を失くした野球部の部室が舞台で、サッカー部の悪口言い続けたり、女の子が部室に来るって大騒ぎしたり、OBが来るからって全力で練習するフリしたり。

ストーリーの中身はないけど、このメンバーでしか出来ない「衝動」が詰まった作品。きっと再演不可。しかも公演写真を撮り忘れてしまったため記録なし。

特設サイトも荒れ放題(http://shinukide.web.fc2.com/sub3.html

 

今となっては見る影もないけど、

 

早稲田の地下で4日間だけ輝いた、僕にとって伝説的な作品です。

 

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